学校伝染病とは?
学校は、感染症が次々に他人にうつりやすい集団生活の場です。そこで、学校での感染を食い止めるために「学校保健法」よって定められた「学校において予防すべき伝染病」が、学校伝染病です。
出席停止、休校や学級閉鎖
この学校保険法に基づいて、学校での感染症の流行を防ぐために、患者となった生徒の出席を停止させたり、学級・学校を臨時休業としたりすることがあります。
学校伝染病は、第一種、第二種、第三種の三つに分類されています
第一種の学校伝染病(珍しいものですが、重大な病気)、エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、ペスト、マールブルグ病、ラッサ熱、急性灰白髄炎(ポリオ)、コレラ、細菌性赤痢、ジフテリア、腸チフス、パラチフスです。
いずれも、「治癒するまで」学校には、出席できません。
第二種の学校伝染病(よくある学校伝染病)
飛沫感染が考えられ、放置すれば学校で流行が広がってしまう可能性がある感染症です。